磨いたつもりになっていませんか?虫歯と歯周病予防対策!

毎日ブラッシングしているのに、歯石や虫歯、歯ぐきの腫れなどのお口のトラブルが減らない場合は、磨いているつもりでもきちんと磨けていないのかもしれません。

虫歯や歯周病を引き起こす磨き残しをしっかりと取り除く必要があるので、適切に磨くことがとても大切になります。

ブラッシングのコツをつかんで、正しい方法で効果的に磨きましょう!

ブラッシングのコツをつかんで、正しい方法で効果的に磨きましょう!

まず、歯ブラシはえんぴつのように軽く持ち2~3mm幅で軽く小刻みに20回程度動かします。
特に歯垢が付きやすい歯と歯ぐきの境目は鏡を見ながら丁寧に磨くのがポイントです。
力が強すぎると歯茎が下がる原因となってしまうので注意しましょう。

奥歯は口を大きく開けるとほっぺたの部分と歯が密着してしまうので、少し閉じた方が磨きやすいでしょう。
前歯の裏側は歯ブラシを立てて1本ずつ丁寧に磨きましょう。特に下の前歯は歯石のつきやすい場所ですので、歯の付け根を意識しましょう!

歯ブラシ以外にも補助清掃用具の活用を

歯と歯の間は歯ブラシだけでは磨き残しになりやすい部分なので、デンタルフロス歯間ブラシなどを併用しましょう。

デンタルフロスの使用が初めての場合には、持ち手のついたタイプが取り入れやすいでょう。
歯間ブラシは歯と歯の間の大きさに合わせてサイズを選ぶ事をおすすめします

歯の状態に合わせて歯磨き粉を選びましょう!

プラーク(歯垢)は歯ブラシに何も付けない状態でも除去できますが、歯磨き粉に含まれる成分の効果が期待できますので、お口のお悩みに合わせて選んでみましょう。

1.着色が気になる
お使いの歯磨き粉は研磨剤の含まれている歯磨き粉がどうかチェックしてみましょう。
また、ポリリン酸ナトリウムは歯と汚れの間に入り込み、汚れを浮かせて落とします。
当店の物販商品の中にも取り扱いがありますので、スタッフにお気軽にお尋ね下さい。

2.虫歯予防をしたい
フッ素配合の歯磨き粉がおすすめです。フッ素には歯を修復する「再石灰化」を促進、虫歯菌の活動を抑えて酸を作りにくくするという働きがあります。

3.歯周病が気になる
塩酸クロルヘキシジン、β―グリチルレチン酸等、歯周病菌に直接作用する薬用成分が配合された歯磨き粉を使うことで効果が期待できます。
炎症が強い場合は含嗽剤(うがい薬)と併用しても良いかもしれません。

いずれも用法、用量を守り、歯磨き粉の成分に期待し過ぎず、お困りな事は歯科医院を受診し相談しましょう。

歯は体の中の大事な一部です。日々のケアを怠らずご自身の歯を大切にしましょう!