
ホワイトニングした白い歯を長く保つ為に、口に含む食べ物や飲み物については注意を払われてる事と思います。
では普段の歯磨き(セルフケア)はいかがでしょうか?
ちょっとしたポイントを抑えるだけで色戻りが緩やかになり、歯と歯茎の健康にもつながります。ぜひ試してみましょう!
「食べたら磨く」お口の中を衛生的に

まず歯磨きの前に、食後に歯磨きするまでの間、どれくらい時間が空きましたか?
なかには朝食後~就寝前までブラッシングしない、という方もいらっしゃいます。
できれば食後30分以内には磨きましょう。
1日3食お食事される場合には毎食後、3回磨くのが理想的です。
口腔内が不衛生な時間が長くなると歯に色が定着しやすくなる以外にも、虫歯のリスクが高まります。
歯が健全な状態であるからこそ、白い歯が美しく輝きます。「食べたら磨く」シンプルで基本的なポイントです。
外出時など、なかなか歯磨きができない場合には、水で口をすすぐことで食べカスを洗い流すことができます。
さらにマウスウォッシュを使用すると口臭予防にも効果が期待できるでしょう。
歯ブラシを外出時持ち歩くのが手間になる場合には、コンパクトな糸巻きタイプのデンタルフロスは持ち運びにとても便利です。使い方に慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、使い捨てのためとても衛生的で、歯と歯の間の汚れが綺麗に清掃ができます。
このように、工夫次第でお口の中の衛生状態を改善する事ができるのです。
歯ブラシ選びのポイント!

磨き残しが虫歯や歯周病を引き起こす事もあるので、ご自身のお口に合った歯ブラシを選ぶ事がとても大切になります。
1.毛の硬さ
「かため」は汚れを落とすには良いのですが、歯ぐきを傷つけやすく、磨き方によっては歯ぐきが下がる原因にもつながります。
「やわらかめ」は歯ぐきの腫れが強い状態、重度の歯周病の方は磨きやすいでしょう。
「ふつう」の硬さは適度なかたさで汚れを落としやすく、歯ぐきが健康な方は使いやすいです。
2.ヘッドの大きさ
ヘッドが大きすぎると奥歯は磨きにくく、小さすぎる物は部分磨きには適してますが、時間がかかってしまいます。
一般的には縦が植毛3~4列で、上の前歯2本分の大きさの歯ブラシが適正サイズです。
3.毛先の形
丸みのある形にカットされたラウンドカット毛は、歯の表面に付いた汚れを効率よく落とせるので虫歯予防したい方、テーパード毛は毛先が細くなっているので歯と歯ぐきの境目に届きやすいので、歯ぐきの腫れがある方にオススメです。
4.持ち手の形
磨く力が強い方は細めのハンドル、握力が弱い方や高齢者は太めのハンドルが良いでしょう。また、指をしっかり固定したい方はラバーグリップ付きのハンドルがオススメですが、手にフィットして余計な力がかからないものを選びましょう。
歯ブラシは1ヶ月に一度、清掃効率や衛生面を考えて交換しましょう。
ブラッシングのコツをつかんで、正しい方法で効果的に磨きましょう!

毎日ブラッシングしているのに、歯石や虫歯、歯ぐきの腫れなどのお口のトラブルが減らない場合は、磨いているつもりでもきちんと磨けていないのかもしれません。
まず、歯ブラシはえんぴつのように軽く持ち2~3mm幅で軽く小刻みに20回程度動かします。
特に歯垢が付きやすい歯と歯ぐきの境目は鏡を見ながら丁寧に磨くのがポイントです。
力が強すぎると歯茎が下がる原因となってしまうので注意しましょう。
奥歯は口を大きく開けるとほっぺたの部分と歯が密着してしまうので、少し閉じた方が磨きやすいでしょう。
前歯の裏側は歯ブラシを立てて1本ずつ丁寧に磨きましょう。特に下の前歯は歯石のつきやすい場所ですので、歯の付け根を意識しましょう。
また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは磨き残しになりやすい部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう。
デンタルフロスの使用が初めての場合には、持ち手のついたタイプが取り入れやすいでょう。
歯間ブラシは歯と歯の間の大きさに合わせてサイズを選ぶ事をおすすめします。
歯は体の中の大事な一部です。日々のケアを怠らずご自身の歯を大切にしましょう!